群馬小旅行:上毛三山制覇!!
どうも皆さんこんにちは。セカベです。
合宿を前日に控えた2/24の水曜日、ミニを合宿に持っていけない事を告げられた私は、この日、ミニによるロングドライブの計画を立てていました。
その名も「上毛三山制覇計画」!!
上毛三山とは群馬県にある赤城山、榛名山、妙義山の三つの山を総称で、今回の計画は、これらの山をミニで上り下りしよう! という内容でした。
上毛三山上り下りは、某走り屋漫画のモデルとなったコースを走る事とほぼ同義なので、車好きとしてはそっちの意味でも楽しみでした。
またこれは「ミニで日本一周計画」の一部でもあり、私にとって色々な意味で貴重な体験となりました。
※某サイトを参考に構築したルート。
両親に許可を貰い、前金を払ってETCカードを借り、準備は万端!
朝九時から出発です!
予定ではオートパドックさんでWAKO’Sの燃料添加剤を入れて貰おうと思っていたのですが、オートパドックさんが開店していなかったので、やむなく予定変更。
そのまま第一チェックポイントの「道の駅しもにた」まで向かいました。
関越自動車道をひたすらに疾走します。前回の八王子ラーメン探索ではスピードを出してあげられなかったので(トラックの後ろでチンタラ走ってた)、今回は積極的に(といっても制限速度内で)アクセルを踏んでいきます。
※途中、高坂PAで小休止
頑張ってアクセルを踏んだ甲斐あって、午前10時46分に「道の駅しもにた」に無事、到着しました。
※シーズンオフの平日なので閑散としていました。
※ミニはどんな風景にも馴染む事を改めて実感。
時間も限られていますので、早速、妙義山を登りに行きます。途中の道も結構空いていました。平日万歳!
※上り途中のパーキングエリアで記念撮影。まだあんまり上ってないのにケータイは圏外でビックリしました。上りと下りで制限速度が違う地点があって面白かったです。
坂道でバテかけるミニに二速と三速を駆使し、なんとか妙義山を登っていきます。坂と同じくらいカーブもキツく、右に曲がりたいときは中央線に、左に曲がりたい時は山肌に擦るくらいの気持ちでステアリングを切って行かないと曲がり切れないくらいでした。
四苦八苦懸命に運転して、午前12時35分、第二チェックポイント「妙義山の山頂」まで登り詰めました。
※絶景+愛車。最高の組み合わせです。写真を撮るためにわざわざ駐車位置を変えたりしました。空いてるからこそできる事ですね。
午前の部を消費して一山制覇。到着までの道筋を考えれば順調そのものですが、時は金なりとも言います。ひとしきり景色を堪能した後、直ぐに妙義山を下ります。
誰が言ったか「妙義の谷は深い」。まさしくその通りで、急勾配+急カーブという中々に鬼畜な組み合わせの道を何とか下り終え、午前12時56分に第三チェックポイント「道の駅みょうぎ」に到着。ここで昼食を取りました(カレー)。
※「道の駅みょうぎ」にてR32型スカイラインGTEとツーショット。カッコいい車がいると、つい愛車を並べてしまいます。
カレーとソフトクリームを食べ、エネルギーをチャージし、午後1時41分に「道の駅みょうぎ」を出発。次なる目標は榛名山と榛名湖です。山頂にある榛名湖をカーナビに入力し、車を走らせます。
第四チェックポイント「榛名湖」に到着したのは午後2時44分でした。
※一面氷張りの榛名湖。なんだかデジャブを覚えます。
温かかった妙義山とは違い、見ての通り、榛名山は冷え切っていました。
滅茶苦茶寒かったので、近くにあったカフェで小休止。
ここもやはりシーズンオフで平日な影響か、客は私一人。貸し切り気分を味わえました。
静かな店内で、綺麗な景色を眺めながらの一服…最高でした。サービスでビスケットもつけて頂いたので有難く頂きました。
一服した後、ミニの燃料タンクの残量がそろそろ半分となっていた事(インジェクションミニは燃料ポンプを冷却するため、半分は燃料を残す必要がある)を思い出し、カフェの店主さんに聞いたガソリンスタンドで給油しました。
給油後は、榛名山を下り、最後の目標である赤城山を目指します。
ガソリンスタンドを出たのは午後3時11分。比較的近くにあった妙義と榛名とは違い、赤城山は50kmも離れているので、急がなくてはなりません。
県道33号のきつい連続ヘアピンカーブの洗礼を受け、渋川市街を抜け、県道4号を登っていきます。
※ローソンで休憩を挟みます。
赤城山を登っている途中、カーナビが狂って、変な場所(工場みたいな牧場みたいなところでした)に行ってしまい、近隣住民の方に道を尋ねる羽目に。
なんとか県道4号に戻り、最終チェックポイントの「赤城山の山頂」に着いたのは午後5時3分でした。
※誰もいない上にとてつもなく寒かった山頂。温度計があるので見てみるとマイナス7度でした。寒いわけだ。
予想以上に早く3つの山々を回ってしまったので、赤城山をミニを走らせ探索しました。
何故か閉鎖されていた案内所、ひっそりと佇む分校(調べてみると今は休校らしい)、そして終着点は人気のない群馬県立赤城公園。
景色はものすごく良かったんですが、人気なし+車+一人+だんだんと暗くなっていく空、とホラー要素(サイレントヒル的な)が強まってきたのとマイナス7℃の外気が辛かったので、探索を切り上げ、帰路につきました(ミニの車内はとても暖かく快適でした)。
午後5時辺りに高速に乗り、いくつか休憩を挟みながら東京方面へと車を走らせました。高速から見る夜景はとても綺麗で、写真に撮れなかったのが残念なくらいです。
また帰りの高速ではすっかり高速のミニに慣れ、スピードも(法定速度内で)ガンガン出していきました。たまにはミニのエンジンを回してやらないといけませんからね(事実、高速を降りた後のミニの駆動は一般道でもとてもスムーズでした)
前日にとても悲しい事があり、その気晴らしも兼ねたドライブでしたが、やっぱりつらい時や苦しい時、悲しい時には愛車のミニ・ヴァリアント号と一緒に走るのが一番だと改めて思いました。
悲しみ続ける事だけが想う事ではなく、前を向いていく必要があるものなんだと、私は思います。
また、群馬とかそれ以外でもどこかにドライブに行きたいな、と思った1日でした。
それでは今回はこの辺で。ではまた。